連載｜ソニー株買ってみた! PSVR購入への道その8

2016年10月17日

投資経験ほぼゼロのサラリーマンが、なけなしのヘソクリでソニーの株式を購入し値上がり益でPSVR（プレイステーションVR）購入をたくらむ無謀企画第8回！

みなさんついに発売されたPSVR無事入手できましたでしょうか？

私自身は第一回目の予約日であった6月に半徹夜状態で向かった始発前のヨドバシカメラで予約済み。

”不足しているのは嫁の購入決裁のみ”という万全な？状況でPSVRの発売日を迎えました。

すでに全額支払い済みで、引くに引けないPSVRの購入。

完全に後付ですが、円満に嫁の購入決裁を得るためには、なけなしのへそくりで購入したソニーの株価の値上がり益が、PSVRカメラ同梱版の購入代金53,978円を上回ることが必須条件。

暴落すれば「すわ離婚か？」という一大プロジェクト（＝バクチ）の結果や如何に？

◆前回までの損益（9/21時点）
ソニー株購入価格：3,024円
ソニー株市場価格：3,373円
損益：+34,900円

1、思わぬ追い風も長くは続かず…

PSVR発売日前の最大の値上がり時とみていた「PlayStationMeeting」と「東京ゲームショウ2016」。

結果は値上がりどころか値下がりと散々な結果に…

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そんな傷心なソニー株を救ってくれたのは、いまや世界経済の中心に居座る「中国」。

”ソニーが中国の不動産系民営コングロマリットの大連万達集団と映画事業で業務提携関係を結ぶ模様”という記事をきっかけに、ソニー株は3日連続の続伸を果たし、久しぶりに終値で3,400円台を回復しました。

一消費者という視点から見ていると、世界に向けて新たなプラットフォームを作れるかもしれないPSVRよりも、中国での映画の業務提携の方が株価に与える影響がデカいというのは違和感がありますが、世界経済から見れば「中国＞PSVR」ってことなんでしょうね。

ネタは何であれ、このまま上がり続ければ年初来高値の3,450円も超えられるのでは…と期待したものの勢いは続かず、9月30日にはドイツ銀行急落に伴う日本株の大幅下落に合わせて3,293円まで下落。

結果PSVR発売まで残すところ2週間というところで、損益は+26,900円まで悪化。

イメージ映像ｗ

「これはアカンかも…」

と青くなるも、前金で払ったPSVRの代金は帰ってくるわけもなく、祈るような気持ちで運命の発売日を待ちました。

PSVRの発売日が近づくにつれて株式関連のニュースにも「VR関連銘柄」のタイトルが目立つようになってきます。

しかし株価は3,400円の壁を超えることなく一進一退の状況に。

2、そして運命の日、PSVR発売

そしてついに運命の10月13日、PSVRが発売！

VRが一般の人の手に届く歴史的な一日、その最大の功労者であるソニーの株価が上がらないはずはありません。

「ガンガレ、ソニー！」

そして…

ソニーが年初来高値を更新、「プレステＶＲ」がきょう発売　ＶＲ市場拡大に期待
「一般消費者にとっては家庭でＶＲを体験できる初の機会となる」（アナリスト）との声が出ており、ＶＲ市場の拡大への期待が膨らんでいる。
（株探ニュース10月13日配信記事より抜粋）

PSVR発売に好感を受けソニー株は一時88円も上昇し、年初来高値を更新する3,472円をマーク。

値上がり益でPSVRを購入するための株価3,564円に”あと92円”までに迫ります。

…

が、願いはかなわず。

10月13日の終値は「3,428円」に終わりました… ソニー株価推移

◆損益（10/13時点）
ソニー株購入価格：3,024円
ソニー株市場価格：3,428円
損益：+40,400円

PSVR購入まで、あと”13,578円"

すでにPSVR発売日、どうする俺？

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