「プレイステーションVR(以下 PSVR)楽しいんだけど、始めるまでの準備や片付けが面倒なんだよね~」
とお嘆きのVRフェチな皆様!
BeatSaber(ビートセーバー)にハマり、PSVRの起動回数が増えていた管理人も昨日まではそう考えてました。
・・・っが、そんな【VR面倒臭い病】に終止符を打つ”夢のVRヘッドセット”が登場したのです!
その名は「Oculus Quest(オキュラス クエスト)」。
PC・スマホ不要&ケーブルレスのお手軽VRヘッドセットにも関わらず、これまでハイエンドモデルにしか搭載されていなかった”6DoF(詳細後述)”を搭載。
圧倒的な手軽さでBeatSaber(ビートセーバー)他、最先端のVRゲームソフトを遊ぶことができます。
PSVR、Windows MR、Google daydream、Sumsung Gear VR、Oculus Goなど、様々なVRヘッドセットにお金と時間を投資してきた管理人が、自信を持ってオススメするVRヘッドセット「Oculus Quest(オキュラス クエスト)」。
果たして何がそんなにオススメなのか?まずはOculus Quest ファーストインプレッションをお届けしたいと思います!
◆Oculus Quest 2 (オキュラスクエスト2)予約・販売情報 まとめ
【この記事で分かること】
・Oculus Quest オススメポイント!
・Oculus Quest レビュー 初期設定からBeatSaber体験版プレイまで
・Oculus Quest 価格・購入方法
【セール情報】
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Oculus Quest(オキュラス クエスト)オススメポイント!
早速レビューに入りたいところですがその前に、
「Oculus Questって何?美味しいの?」
という方のために、Oculus Questのオススメポイントを簡単にご紹介したいと思います。
「そんなの知ってるわーい!」
という方は、以下のリンクからレビューへとお進みくださいませ。
◆Oculus Quest レビュー 初期設定からBeatSaber体験版プレイまで
PC・スマホもケーブルも不要!スタンドアローン型VR
Oculus Questの最大のオススメポイントは高性能VRヘッドセットでありながら、動作時にPCやスマホと接続する必要がないスタンドアローン型であること。
これまでに発売されている高性能VRヘッドセットの多くはPCやプレイステーション4との接続を前提としており、VR体験するまでの面倒くささやプレイ時に太いケーブルに気を付けなければならないなどの大きなストレスにつながっていました。
【ケーブル接続型】
【スタンドアローン型】
一方でGoogle daydream、Sumsung Gear VRなどスマホを格納するタイプのVRヘッドセットでは、ケーブルが存在しないもののありました。
ただいちいちヘッドセットにスマホを格納するのが手間なうえ、グラフィックのチープさや6DoF未対応などVR体験の自由度には大きな制約があり、残念ながら満足度が高いと言えるものではありませんでした。
Oculus Questの凄いところは、手軽なスタンドアローン型であるにも関わらず6DoF対応やPSVRを上回るグラフィック解像度を実現するなど、高性能VRヘッドセットに近いVR体験をもたらしてくれる点です。
VR世界で動き回れる!圧倒的に自由な「6DoF」対応
VRヘッドセットには現在のところ”3DoF”と呼ばれる「頭の回転や向きだけ」を検知するタイプのものと、「頭の回転や向きに加えて高さや位置」を検知する”6DoF”と呼ばれるものの2種類があります。
Oculus Questは後者の"6DoF"に対応しており、実際に体を動かして、VR空間内を歩き回ったりすることが可能になっています。
【3Dofのイメージ】
【6DoFのイメージ】
6DoF対応のVRヘッドセットはこれまでも存在しましたがPSVR・HTC Vive・Oculus riftなど、本体のほかにプレイステーション4や高性能なグラフィックボードを積んだPCが必要なものばかりでしたが、Oculus Questはスタンドアローン型で"6DoF"に対応。
さらにコントローラーである「Touchコントローラー」も6DoF対応しているため、VR空間の中で手とコントローラーの一体感も格段に増しています。
映像パッキリ!PSVRやOculus rift sをも上回る解像度番長
「Oculus Go」や「Google daydream」など、スタンドアローン型のVRヘッドセットの弱点だったのがグラフィック。
PSVRでさえPS4のゲーム画面やテレビのHD映像と比べると見劣りが否めないのに、Oculus GoやGoogle daydreamのグラフィックはさらに下。
粗さの目立つ画像やぼやけてしまう文字に、せっかくのヴァーチャルな大画面での映像やVRゲームの没入感をそがれてしまうことがしばしばありました。
Oculus Questもプロセッサにはモバイル用の非力なものを採用しているため、
「Oculus Goのような残念なグラフィックだったらどうしよう・・・」
というのが購入するうえで最大の懸念点でした。
・・・っが、実際に届いたOculus Questを体験してみるとまさに杞憂。
解像度は体感レベルではっきりわかるほど向上しており、静的な場面ではPSVRを上回るほどに感じられます。
それもそのはずでOculus Questの解像度は、2,880×1,600(有機EL)。
Oculus Goの2,560×1440(液晶)やPSVRの1,920×1,080(有機EL)を上回り、Oculuシリーズの最上位モデルであるOculus rift s(オキュラス リフト エス)をも上回る”解像度番長”(笑)なのです。
ただし使用しているプロセッサーはPSVRやOculus Rift Sの方が性能が高いので、テクスチャーやポリゴン数などは比べればわかる程度には簡略化されています。
ただし、あくまで比べればわかる程度。
管理人はBeatSaberをPSVRで体験してからOculus Questで遊んでいますが、初見ではまったく違和感を感じることはありませんでした。
Oculus Quest レビュー 初期設定からBeatSaber体験版プレイまで
初期設定は簡単も、本体アップデートにかなりの時間が・・・
PCもスマホも不要なスタンドアロン型VRヘッドセット「Oculus Quest(オキュラス クエスト)」ですが、初回セットアップはスマホアプリ「Oculus」から行うためスマホは必須!
iPhoneユーザーなら「AppStore」から、androidユーザーなら「Google Play」で「Oculus」を検索してインストールする必要があります。
なお初期設定に際しては
・Facebook ID
・Wifi パスワード
が必要になるので、手元に準備しておくのが吉でしょう。
初期設定はムービーも交えて丁寧に行われるので非常に簡単、数分で終了してしまいます。
・・・っが、設定後に行われる「oculus本体のアップデート」に非常に時間がかかるため、初期設定が終わってもしばらくは遊ぶことができません。
アップデートのステータスは「Oculus」アプリで表示されるので、Oculus StoreでOculus Quest用のVRソフトを物色しつつ、気長に待ちましょう。
VR世界で物に触れる!感動&充実のチュートリアル
アップデートが終わると、次はチュートリアルへ。
最初はOculus Questを頭に取り付ける方法から。
取り付け用のベルトをベロクロで位置調整しつつ、左右上の3方向から固定します。
前髪が顔にあたるとプレイ中にかゆくなるので、前髪をあげつつヘッドセットに顔を入れるのがオススメです。
なお取り付け時に髪型に与えるマイナス影響は大・・・
せっかくスタンドアロンで手軽に遊べるようになったのに、引き続きお出かけ前にプレイするのには向いていないのは残念なところです。
現実世界とVRが入り混じる「プレイ可能エリア」設定
ヘッドセットの取り付けが終わると、次はプレイエリア(=ガーディアン)の設定。
ガーディアン設定時には、ディスプレイにモノクロの現実世界が映し出され、コントローラーを使って、安全にプレイ可能なエリアを自己申告で囲みます。
プレイ中に体がプレイエリアをはみ出してしまいそうになった際には警告表示が、プレイエリアからはみ出してしまうと、モニター表示がプレイ画面から現実世界に切り替わりプレイ不可能になります。
またプレイエリアの大きさによって、プレイモードにも制約が生じます。
VRの世界を自由に動き回ることのできる「ルームスケールモード」で遊ぶためには、1m×1m以上のプレイエリアが必要。
推奨は2m×2m以上のプレイエリアです。
我が家で一番大きな部屋であるリビングを片づけてプレイエリアを設定しましたが、残念ながら2m×2mには至らず・・・
とはいえ1m×1m以上は確保できたので、なんとかルームスケールモードでプレイすることが可能でした。
1m×1m未満のプレイエリアしか確保できない場合はVR空間内での移動を前提としない「静止モード」となり、立ったまま、あるいは座ったまま場所を動かずにプレイすることになります。
管理人が知る限り「静止モード」だと遊べないというソフトはありませんが、十分に楽しめるかどうかはソフトに依存します。
管理人の主観では「Beat Saber」や「SPACE PIRATE」は十分に楽しむことができた一方で「Sports Scramble」や「Creed」など、大きく手を動かすことが必須となるタイトルは手を伸ばすとプレイエリアを超えてしまうことが多くなるため遊びづらさを感じざるを得ませんでした。
高い解像度と引き締まった黒で描き出されるVRワールド
ガーディアンの設定が終わると周囲が暗転し、目の前に色鮮やかなVRの世界が徐々に描かれていきます。
この時点で初めてOculus Questが描き出すVR世界を見ることになりますが、映像は非常にクリア。
解像度が上がったおかげかOculus Goの時に感じられたドットの粗さのようなものは感じられません。
またモニターが有機ELになったおかげで、黒が沈んで引き締まった印象を受けます。
チュートリアルでは机の上にあるブロックやラケットなどをつかんだり投げたりして楽しむことができるのですが、touchコントローラーの形状とボタン配置の良さで、まるで本当に物をつかんでいるかのような感覚でVR世界でものに触れることが可能です。
パンチングボールを叩いたり、ラケットでボールを飛ばすといったチュートリアル内での動作は現実と勘違いするほどリアルで驚かされます。
PSVRのムーブコントローラーで初めてものをつかんだ際にも同様の驚きを感じましたが、それを上回る現実感と言えます。
またチュートリアル内にはファミコンを彷彿させる昔風のゲーム機が配置されていて、カートリッジを刺してゲームを遊ぶことも。
遊べるカセットは2種類あり、ガンシューティングと簡単なダンスゲームを楽しむことができます。
なおチュートリアルで使用されているアプリケーションは「First steps」という名前でライブラリに登録されているので、初回のチュートリアル終了後にも何度も繰り返して楽しむことが可能です。
Beat Saber他、いくつかのVRゲーム体験版がインストール済み
チュートリアルを終えてホーム画面に移動。
「Beat Saber」や「CREED」「SPACE PIRATE」等いくつかのVRゲームは体験版がプリインストールされていて、DLやインストールの待ち時間も無くすぐに楽しむことができるようになっています。
管理人はPSVRで遊び慣れた「Beat Saber」を選択しプレイ。
デモ版ではチュートリアルと1曲のみがプレイが可能です。
PSVR版と比べるとサーベル等のグラフィックは簡略化されていますが、気になるほどではありません。
ゲームの面白さとも直結するサーベルの追従性やノーツを斬った際の反応はPSVR版同様非常に良く、プレイすることでリズムとの一体感を堪能することができます。
そして何よりもケーブルが無いのは、快適の一言。
PSVR版はPS4とケーブルでつながっているため、遊ぶのは狭い自室限定。
このためサーベルを振る際はできるだけ手の動きを小さく、壁をよける際も最小限の動きを心掛けていましたが、自室よりもリビングでプレイすることで体をダイナミックに使ってプレイを楽しむことが可能に。
またPSVR版ではしばらくプレイしているとケーブルが絡んでしまうことがあるため、プレイ中にケーブルがどこにあるのか常に気を使わないといけないストレスがありましたが、ケーブルレスのOculus Questならそんなストレスにさらされることもありません。
少なくとも「Beat Saber」を楽しむハードウェアとしては、Oculus quest(オキュラスクエスト)>>>>>>>>>>>>>PSVRという位の差があります。
Oculus Quest レビュー 初期設定からBeatSaber体験版プレイまで まとめ
いかがでしたでしょうか「Oculus Quest レビュー 初期設定からBeatSaber体験版プレイまで」。
色々長々と書いてきましたが、結論としては一言。
「VR経験者にもVR未経験者にも、Oculus Questはマストバイ!」
ということです。
PSVRが切り開いてくれた日本のVR市場ですが、プレイステーション4に接続することを前提としたPSVRは初期投資も高く、プレイステーション4の近くにVRをプレイ可能なある程度の広さの片付いたエリアが必要など制約も多くありました。
またPSVRを楽しむためには、まずはプレイステーション4の電源を入れて、アプリケーションを起動した後にPSVRの電源を入れて簡単なセットアップをするなど準備が必要となるため、遊ぶために必要な準備が多すぎてしまい、つい「面倒くさいなー」となりがちです。
Oculus Questでは起動時にプレイエリアの設定が必要ですが、前回と同じ場所でプレイする場合はOculus Questがプレイエリアを記憶しているため「確認」ボタンを押すだけで準備が完了します。
何よりも世界に入り込んで仮想空間を自由に楽しめるVRと、その足かせになるケーブルはあまりに相性が悪いと言わざるをません。
PSVRをプレイしていた人がOculus Questを試すと、ケーブルがない事でどれだけVRゲームの楽しさが増すかすぐに実感できると思います。
Oculus Quest(オキュラス クエスト) 価格・購入方法
実は安い、Oculus Questの価格
Oculus Questの価格は容量によって異なっており、64GBモデルが49,800円、128GBモデルが62,800円。
49,800円~と聞くと高い印象を受けると思いますが、VRを楽しむための初期投資としては実はかなり安い方なのです。
例えばPSVR(プレイステーションVR)を遊ぶ際に必要になる金額は
・プレイステーションVR(カメラ付き):37,778円
・モーションコントローラー:5,378円×2=10,756円
・プレイステーション4:32,378円
計:80,912円
*いずれもメーカー希望小売価格で算出
とOculus Questの128GBモデルを大きく上回る結果に。
HTC VIVEやOculus rift sなどPC接続型のVRヘッドセット場合は、ヘッドセット本体代金がOculus Questと同価格以上であることに加えて、グラフィックボードを積んだハイスペックのPC(10万円以上)が必要と、さらに初期投資はかさみます。
一見高いようにも思えるOculus Questの49,800円という価格設定ですが、競合と比べると実はかなり安い値段に設定されていることがお分かりいただけると思います。
Oculus Questの購入方法
Oculus Questを購入しようとヨドバシカメラやビックカメラなどのカメラ量販店へ行ってもOculus Questを購入することはできません!
現在日本でOculus Questが購入できるのは、Oculusシリーズの公式ストアである「Oculusストア」か「Amazon」の2つのオンラインショップのみです。
「Oculusストア」は、海外から商品を発送するため配送に時間がかかるのが難点。
在庫があるのであれば「Amazon」で購入するのがオススメです。
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