この記事では、メガドライブミニのベースと噂されているメガドライブ(ジェネシス)互換機「セガジェネシスフラッシュバック」をレビューしています!
・amazon
・ヤマダウェブコム(ヤマダ電機)
・ノジマオンライン
・トイザらス
*在庫状況は変更になる可能性があります
2019年9月19日に発売される「メガドライブミニ」。
謎のベールに包まれた「メガドライブミニ」ですが、その機能を予想する上で手がかりとなるのが「メガドライブミニ」の開発を担う会社。
ドリームキャストを最後に家庭用ゲーム機生産から撤退しているセガは「メガドライブミニ」を他社に生産委託する可能性が高く、その有力候補として上がっているのが海外メーカーの「AtGames」です。
AtGamesは2017年秋にセガから正式にライセンスを受け「セガジェネシスフラッシュバック(SEGA GENESIS FLASHBACK)」という、内蔵ソフト85本を含むメガドライブ互換ハードを発売済み。
セガゲームス松原社長は産経新聞の取材に対して「セガジェネシスフラッシュバックを輸入販売することを検討している旨」を伝えており、今回発表されたメガドライブミニは「セガジェネシスフラッシュバック」の日本向け仕様あるいは、「セガジェネシスフラッシュバック 」をベースに開発した商品である可能性が極めて高いと言われています。
【更新】セガフェス2019で発表された情報を確認する限り、「メガドライブミニ」は「セガジェネシスフラッシュバック」の逆輸入ではなくセガで新規に開発されたもののようです。
ということは「セガジェネシスフラッシュバック(SEGA GENESIS FLASHBACK)」を調べれば、「メガドライブミニ」の機能や収録ゲームタイトル予測の参考になるはず!(多分)
日本では発売されていない「セガジェネシスフラッシュバック」ですが、amazonや楽天市場などで並行輸入版を購入することは可能。
というわけで「メガドライブミニ」の機能や収録ゲームタイトル予想の材料にすることを兼ねて「セガジェネシスフラッシュバック」のレビューをお届けしようと思います!
【この記事でわかる事】
◆セガジェネシスフラッシュバックとは?
・商品概要
◆セガジェネシスフラッシュバック買ってみた
・開封の儀
・再現性は高いも、以外に大きい本体
・ボタン増えすぎ!独自性の高いコントローラー
・内蔵ソフト一覧
◆セガジェネシスフラッシュバック レビュー
・綺麗だけど、やや癖のあるメニュー
・HD対応でクッキリと蘇ったセガサターンの名作ソフト
・必見!?のREWIND他、セガジェネシスフラッシュバック独自機能
・セガジェネシスフラッシュバックの難点
◆セガジェネシスフラッシュバック レビューまとめ
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セガジェネシスフラッシュバック(SEGA GENESIS FLASHBACK)とは?
「セガジェネシスフラッシュバック」は、2017年秋にAtGamesという会社がセガから公式ライセンスを受けて発売したメガドライブ互換機。
なぜ「メガドライブ」ではなく、「セガジェネシスフラッシュバック」という名前かというと、北米で発売されたメガドライブは「ジェネシス」という名前だったからです。
「ジェネシスという衝撃のハードが、鮮明に蘇る」という意味で「セガジェネシスフラッシュバック」と命名されたと推測されます。
「セガジェネシスフラッシュバック」は、TVとHDMIで接続が可能。
ゲームカートリッジを刺してメガドライブ用のゲームを遊ぶこともできれば、内蔵された85本のゲームソフトを楽しむこともできます。
内蔵されているゲームソフトは「コラムス」や「ゴールデンアックス」「獣王記」など、セガの名作がずらり。
メガドライブ用ソフト45本に加えて、懐かしのマスターシステム用ソフト13本や、ゲームギア用ソフト8本なども遊ぶことができ、カートリッジスロットにゲームを刺せば手持ちのゲームを遊ぶことも可能。
「セガジェネシスフラッシュバック」の価格や発売時期などの概要は以下の通りです。
セガジェネシスフラッシュバック 概要
発売時期:2017年9月
メーカー希望小売価格:$79.99(1ドル107円換算で約8,559円)
収録ソフト:85本(メガドライブ用ソフト45本/マスターシステム用ソフト13本/ゲームギア用ソフト8本/その他13本)
カートリッジスロット:有り
コントローラー:ワイヤレスコントローラー2個同梱
映像出力:HDMI
セガジェネシスフラッシュバック買ってみた!
というわけで「セガジェネシスフラッシュバック」買ってみました!
管理人が購入したのは楽天市場、他にamazonでも購入が可能です。
並行輸入版の価格は12.000〜13,000円辺り、北米でのメーカー希望小売価格が$79.99(1ドル107円換算で約8,559円)と考えると、それなりにプレミアムがのった価格に設定されています(涙)
セガジェネシスフラッシュバック開封の儀
早速開封してみましょう!
箱の中身はこんな感じ。
セガジェネシスフラッシュバック 本体と、ワイヤレスコントローラー2つ、手間に見える白い紙は取扱説明書です。
説明書の後ろにはACアダプターとHDMIケーブルが隠れています。
再現性は高いも、以外に大きいセガジェネシスフラッシュバック本体
本体を取り出してみたところ。
真ん中にある「16-BIT」の表示が懐かしいですね。
パワーオンスイッチは、機能もそのまま再現。
RESETボタンはメガドライブと配置は同じですが「MENU」ボタンになり、色や形も若干違います。
左手前にあったボリュームコントローラーや、ヘッドホンが接続できたミニジャックは廃止されています。
大きさを理解いただくために、ミニスーパーファミコンと比較したのが以下の画像。
・・・結構大きいです。
横幅はちょうど二倍ぐらい、奥行きは1.2倍ぐらいでしょうか。
ただし本体は非常に軽いので、中身はスカスカなんだと思います。
「セガジェネシスフラッシュバック」ではカートリッジが使用できるため、物理的にスペースが必要なのでしょう。
日本で発売される「メガドライブミニ」はカートリッジを刺せない仕様ですので、その分本体を小さくする余地は大きいと思います。
なお前面に優先コントローラー用の端子が2つ配置されており、メガドライブ用の有線コントローラーがあれば、つないで遊ぶこともできる様です。
ボタン増えすぎ!独自性の高いコントローラー
続いてコントローラーを見てみましょう。
セガジェネシスフラッシュバックには、ワイヤレスコントローラーが2個同梱されています。
こちらはだいぶメガドライブ用のコントローラーとは異なっています。
一番違うのは、メガドライブでは3つだったボタンが6つになっている事。
同じくメガドライブ版にはなかった「REWIND」「MENU」ボタンがセンターに追加されています。
後ほどご紹介しますが、この「REWIND」ボタンは未来的な凄いやつです。
ワイヤレスコントローラーの電源は「単4電池」、我が家のeneloopでも問題なく稼働しました。
電池ブタは安全性確保のためネジで固定されているますが、このネジがやや鬼門。
小さなネジできつく閉められているため、初回の電池挿入時にネジ山を潰してしまわないように気をつけましょう。
セガジェネシスフラッシュバック内蔵ソフト一覧
なんと85本ものゲームタイトルが収録されているセガフラッシュバック。
有名どころでは「Golden Axe(ゴールデンアックス)」や「Columns(コラムス)」でしょうか。
【ゴールデンアックス】
【コラムス】
セガフラッシュバック収録されているゲームの一覧は以下の通りです。
*ボーナスゲーム除く/(MS)はマスターシステム用ソフト/(GG)はゲームギア用ソフト
Alex Kidd: High Tech World(MS) | Fantasy Zone(MS) | Shadow Dancer: The Secret of Shinobi |
Alex Kidd in Miracle World(MS) | Fantasy Zone:TheMaze(MS) | Shining Force: The Legacy of Great Intention |
Alex Kidd in the Enchanted Castle | Fatal Labyrinth | Shining Force II: The Ancient Seal |
Alex Kidd: The Lost Stars(MS) | Flicky | Shining in the Darkness |
Alien Storm | Gain Ground | Shinobi III: Return of the Ninja Master |
Altered Beast | Golden Axe | Snail Maze(MS) |
Arrow Flash | Golden Axe II | Sonic & Knuckles |
Assault City(MS) | Golden Axe III | Sonic 3D Blast |
Astro Warrior(MS) | Jewel Master | Sonic Chaos(GG) |
Baku Baku Animal(GG) | Kenseiden(MS) | Sonic Drift 2(GG) |
Bonanza Bros | Kid Chameleon | Sonic Spinball |
Chakan: The Forever Man | Kung Fu Kid(MS) | Sonic the Hedgehog |
Columns | Mortal Kombat | Sonic the Hedgehog 2 |
Columns III | Mortal Kombat II | Sonic the Hedgehog: Triple Trouble(GG) |
Comix Zone | Mortal Kombat 3 | Super Columns(GG) |
Crack Down | The Ninja(MS) | Super Thunder Blade |
Decap Attack | Phantasy Star(MS) | Sword Of Vermilion |
Defenders of Oasis(GG) | Phantasy Star II | Tails Adventure(GG) |
Dr. Robotnik’s Mean Bean Machine | Phantasy Star III: Generation Of Doom | The Ooze |
Dragon Crystal(GG) | Phantasy Star IV | Vectorman |
ESWAT: City Under Siege | Psycho Fox(MS) | Vectorman 2 |
Eternal Champions | Ristar | Virtua Fighter 2 |
セガジェネシスフラッシュバック レビュー
ワイヤレスコントローラーに電池を入れ、本体にHDMIケーブルとACアダプターをつないだら、セガジェネシスフラッシュバックの準備は完了。
メガドライブと同じ位置に配置された電源ボタンをスライドして電源ON。
電源がONになると本体前面のLEDが点灯、モノアイの様なLEDは某ロボットアニメを彷彿とさせます。
綺麗だけど、やや癖のあるメニュー
起動直後は開発・発売元である「AtGames」のロゴが表示され、その後ソフトの選択画面へ。
HD表示の高精細で表示されるメニューは、綺麗だけどUIが少々独特。
画面は左側に「SegaGames」「MortalKombat」「SonicGames」といったカテゴリー表示があり、選んだカテゴリーに含まれるソフトが右側にパッケージで一覧表示されます。
カテゴリーは十字キーではなくボタンで上下操作、パッケージ一覧は十字キーで操作し、ソフトを選択。
カテゴリーには「Favorites」「Recent」というカテゴリーもあり、お気に入り登録したゲームが「Favorites」に、直近遊んだゲームが「Recent」に登録されます。
HD対応でクッキリ蘇ったメガドライブの名作ソフト
ゲームの選択方法がわかったところで、「Alex Kidd in the Enchanted Castle(日本名:アレックスキッド天空魔城)」を選択。
選択したゲームの内容紹介が表示され、簡単な操作方法も表示されます。
再び「A」ボタンを押すとゲームスタート!
起動は一瞬で、昨今の家庭用ゲームの様なロード待ち時間はありません。
画面に表示されるのは懐かしの「SEGAのロゴ」、続けてゲームのオープニングが表示されます。
ゲーム画面はドットこそ大きいものの、昔のメガドライブで見たような滲んだ画面ではなく、くっきりとしたHD表示になっています。
遅延を危惧していたワイヤレスコントローラーですが、ほぼ遅延を感じることは無く良好な操作感。
ただし、十字キー、ボタンともに遊びが大きいため、指に張り付くというよりはきっちりと押し込んで操作する感じ、人によって好き嫌いは別れると思います。
ゲームは当時のプログラムをエミュレーターで動かしているので全く変わっていませんが、とにかく画面がはっきりしていて綺麗なので、まるでグラフィックが現代むけにアレンジされたかの様に感じられ、古臭さを感じることなくゲームを楽しむことができます。
ただし遊んでみるとゲーム内容はシンプルで、ゲームバランスはなかなかシビア。
アレックスキッド天空魔城では、ステージ1をクリアするのも大変でした・・・
必見!?のREWIND他、セガジェネシスフラッシュバック独自機能
セガゲームフラッシュバックには内蔵されたレトロゲームをより楽しむための独自機能がいくつか備わっています。
中でも必見なのは「REWIND」機能。
ワイヤレスコントローラーの中央に位置する「REWIND」ボタンで発動する機能です。
「REWIND」の日本語訳は「巻き戻す」。
そう、ゲーム中に「REWIND」ボタンを押すと、ゲームが強制的に7秒前に遡ります。
そこから7秒間の間、自分が行った操作をコンピューターが自動で繰り返しますが、繰り返し中に好きなタイミングで手動操作に切り替えることができます。
すなわち発生してから7秒以内のミスであれば、自由に遡って修正ができるということ。
ミニスーパーファミコン に搭載された「リプレイ機能」のシンプル版とも言えるものです。
昔のゲームはタイミングが非常にシビアなアクションゲームが多かったので「REWIND」機能が生きる場面は多いと思われます。
その他の独自機能「SAVE・LOAD機能」があります。
ゲームプレイ中の任意のところで「MENU」ボタンを押下すれば「MENU」が表示され、ゲームの途中経過を保存、呼び出しすることが可能です。
途中経過の保存は各ゲームごとに10個まで行うことができるので、少なすぎて困るということはないでしょう。
セガジェネシスフラッシュバックの難点
HD対応した綺麗な画面、REWINDやSAVE&LORD機能など、現代風のアレンジでメガドライブ(ジェネシス)を見事に蘇らせた「セガジェネシスフラッシュバック 」。
amazonのレビューがあまり良くなかったため、不安に思いながら購入したのですが、そんな心配は杞憂でした。
表示は全て英語ですが、設置も簡単で特に設定などもないため、メガドライブミニを待てない人は「セガジェネシスフラッシュバック 」を購入しても全く問題ないと思います(ただしゲームカートリッジを刺してのプレイは試していませんので、その完成度は不明です)。
ただ難点がないわけではありません。
管理人がプレイした上で感じた難点としては
・時々プレイ中にフリーズすることがある
・ワイヤレスコントローラーの斜めキーが入力しづらい
・収録ソフトが北米向き
といったあたりでしょうか。
プレイ中のフリーズについては、2時間ほどの間に2回ほど経験しました。
フリーズしてしまうと一切のキーを受け付けなくなるため、電源をON、OFFするしかありません。
この辺りはメガドライブミニでは改善を期待したい部分です。
またメガドライブではアクションゲームが多いため、斜め入力を行うことが多くあります。
セガジェネシスフラッシュバックのワイヤレスコントローラーは、斜め入力ができないわけではないのですが、十字キーが大きめで押し込んだ時の稼働域が大きいため、うまく斜めに入力できないことがままあります。
北米向けで、指の大きい西洋人の使用を想定しているためと思われますが、日本向けのメガドライブミニでは日本人に使い安い形状になって欲しいものです。
セガジェネシスフラッシュバック レビューまとめ
いかがでしたでしょうか「セガジェネシスフラッシュバック 」。
日本では未発売ということもあり、管理人も存在自体知らなかったのですが、購入してみると予想外に?遊べるゲーム機でした。
まだまだ全てのソフトは遊びきれていませんが「ゴールデンアックス」や「フリッキー」「ゲイングランド」など、今遊んでみてもかなり楽しめますね。
メガドライブミニの発売が待ちきれない人は「セガジェネシスフラッシュバック 」を買ってしまっても良いかと思います。
日本で発売されるメガドライブミニが、セガジェネシスフラッシュバック をベースにしたものなのかどうかは、ハッキリしませんが、仮にそうであるならば「セガジェネシスフラッシュバック 」の開発で得た知見や、ユーザーからの声を反映して、さらに完成度の高い商品を目指してもらいたいものです。
なお「セガジェネシスフラッシュバック」には、今回ご紹介したものの他に、携帯型ゲーム機タイプもあります。
内蔵ゲーム数は85本と、今回ご紹介した据え置きタイプと同じ本数のゲームタイトルを収録しているにも関わらず、お値段はお安め。
思い出のメガドライブゲームを持ち運んで気軽に楽しみたい、という人にはいい選択肢かも知れませんね。
最後に、当ブログの別記事で2018年に発売される「メガドライブミニ(仮称)」の予約・販売情報を発信中です。
ニンテンドースイッチや、PSVRなどの予約・販売情報を通じて培ったノウハウをもとに、メガドライブミニの販売情報を随時更新で発信していきます。
メガドライブミニを購入したいと思っている方、是非ブックマークして定期的に見に来てくださいね。
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